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2008年8月30日 (土)

紅色翻る。

気温が下がり、何日か蛾も低迷。
気温が上がったここ2日でここぞとばかりに出現する紅色の妖精たち。
遂にシタバの季節がやってまいりました!

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ベニシタバ。
地味なドレスの下に纏うのは紅色のフリル。
白で縁取るレースも素敵でしょ?

紅を纏うもの、黄を纏うもの。
季節は待ってはくれないから、ここ数日がきっと彼らの大勝負。

季節を跨いで頑張る妖精もいれば。
ほんの一瞬だけ、命を煌かせる妖精もいる。
宴の主役は目まぐるしく変わっていくもの。
賑わいと静寂を繰り返し、彼らの季節は廻っていく。

「死は再生の輪廻の中で生を育む」

蛾の季節もいよいよ終盤に突入です。

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ちなみに今も頑張っているノンネマイマイ。
こちらもそろそろ終わりかも。

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カシワ&マイマイ

昨日までは大雨。
今日になって晴れ間が覗き、昨日までの寒さはどこへやら。
職場の上司より昨日はコンビニに蛾が凄かったとの情報を得て、外灯廻りへ。
そこでは舞々蛾たちの命の宴が繰り広げられていましたとさ。

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マイマイガ。
今年は大発生とのことでニュースを一時騒がせたらしいですね。
大発生の大量殺戮。
北海道でも同じということで意気揚々でしたが、こちらの地域では騒がれるほど多くないみたいです。

こいつらの可愛いところは、足をよじ登ってくること。
何かズボンの中がもぞもぞするなぁと思ったら、大概こいつらがズボンの裾から入り込んでいる。
……はい、蛾嫌いな人には発狂ものですね、ごめんなさい。

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カシワマイマイ。
足の紅色が目にも鮮やか。
お腹も真っ赤で私は好きです。


両種とも♀が♂の何倍もデカい。
♀のお腹もすごく大きいものが多いです。
恐らく人に嫌われる典型的な蛾かもしれませんね。
胸のふさふさが女王様みたいで私は美人さんだと思うけれど。

北海道の短い季節。
次の命を繋ぐべく、頑張れマイマイのお母さん達!

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2008年8月22日 (金)

気温低下中。

ガクン、と気温が下がりましたね。
何か夏から秋吹っ飛ばして私的には冬ですよ。
結局、今夏もデュビアの親を注文できなかった……;;
(それでも一冬乗り切れるほど増殖してるから凄いよね、自画自賛)

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そんなわけで、配線わんやです。
以前は外見も綺麗に飼おうと頑張ってたんですが、もう引越し多過ぎですから。
見た目よりも軽さと実用性、配線の見た目がどうだろうと保温さえしっかりできれば何も言うまいって感じです。(爆)

生体自体も今のうちに腹に物詰め込むぞ作戦。
特にパイソンどもは極端に食欲落ちるので、来春まで耐えうる体を作らねば。
北海道来てからカーペットの檸檬さえ冬季は食欲落ちますからね。
頑張って脂肪蓄えてもらいます。

そろそろ灯油タンクも気にしなくちゃなぁと思いつつ。
電気代と灯油代を食う季節になりました。(唐突に!)

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お土産。

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上司からイギリスのお土産いただきました♪
ジャムの詰め合わせ、トリケラトプスのメモ帳、蛾の図鑑。(爆)

何という素敵センス★☆★

基本的に先輩とラインナップは一緒で、先輩は蛾じゃなくて鳥図鑑をもらってました。
すげぇ、私、変態みたいじゃない?
職場でも蛾図鑑もらっちゃうとか、ある意味凄いよねwww

でも、一番凄いと思ったのはメモ帳だよ。
この私の趣味のど真ん中ズキュンってセンス良すぎ。

恐竜ですよ、しかも角竜!
私が幼少より愛して止まない角竜!
単なる偶然だけど、偶然でも凄いよ。

だって、数ある生き物の中で恐竜ですよ?
しかも数ある恐竜の中で角竜ですよ?
恐ろしいほどにセンス良いと思います、私の趣味的に。(爆)

イギリスの蛾図鑑も良いよぅ!
こんなん見てたら欲望たぎりまくっちゃうよね。
見てぇ、実物が見てぇ。

気温が急激に下がった今日この頃。
蛾がいきなり下火こいてるので、タイミング的にも素晴らしい。
図鑑を見ながらむんむんしたいと思います。

お土産、本当にありがとうございました!

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2008年8月18日 (月)

オオミズアオ。

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気付けば、昨年(左)と今年(右)で色も大きさも違う!
……もちろん、採集時期も違うけど。

今年もぼちぼちシタバが出始め、そろそろ終盤といった感じです。
あんだけ外に出たにも関わらず、何かもう終わり!?って気分。

短い命の灯火だけど、それは何よりも貴い命の煌きです。
美しい季節をどうもありがとう。

今、のろのろとデータの整理をしています。
同定できた蛾だけだけど、初認データなぞ面白いかなぁと。
私的蛾暦&私的図鑑を作りたいのだ。

既存の図鑑を捲るのももちろん楽しいけど。
こうしてフィールドに出て、見て、感じてっていうのが一番好き!

私は彼らを殺して標本にしてしまうけど。
標本は決して全てを語るものじゃないとも思う。
彼らの本当の美しさは、夜舞うあの一瞬の命にこそあったんだ。

デパート並ぶ商品棚。
そこでは決して手に入らないものが、ここにはある。

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2008年8月17日 (日)

消失。

フクロウ殺した。

蛾を採りに行った帰りの出来事。
道の脇から低空飛行で滑空したフクロウと鉢合わせ。
ブレーキ踏んだけど、間に合いませんでした。

即死。

ヘッドライトに照らされたフクロウの顔と。
車の鼻先にあたって、はじき跳んだ姿が忘れられません。

「死」を前にして、何の理由もいりません。
ブレーキ間に合わなかったとか、飛び出してきたからとか。
戻らない命を前に無意味です。
ただ、沈黙をそこに落とすだけ。

奪った命を深く深く悼みます。
灯火が消える悲しみを、ずっとずっと積み上げて。
生き物と私の間に「死んでしまった」は決してない。
どんな理由があろうとも、それは全て私が「殺した」もの。

生と死の間で、私はずっと考える。

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隣のジャングル

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我が家はボロい。
トイレ床にキノコは生えてるし、家中は蜘蛛の巣だらけだ。

蜘蛛の嫌いな人なら絶叫ものだろうが。
北海道には蜘蛛が多い……ような気がする。
気付けば家の中に巣作りしているし、気付けば子蜘蛛がわんさか歩いてる。

別に蜘蛛は嫌いじゃないし、家に侵入する小蟲を捕食してくれるので、巣を作ろうが何しようが私は構わない。
私は私で暮らしているし、蜘蛛は蜘蛛で暮らせばいい。
どうせ、うちには飼育している生き物もいるんだから変わらない。
みんなそれぞれのペースで生きている奴らばっかりだ。

そんなところからブログの名前を「隣のジャングル」とした。
でも、北海道に来てからは本当に隣のジャングルだ。
いや、むしろ隣どころかココがジャングル。
換気扇から小蟲は入るし、風呂場には謎の環形動物がたまにいる。
気付けば窓にカミキリ蟲は張り付いてるし、とにかく楽しい仲間がたくさんいる。(笑)
家の中でさえ色んな写真が撮れる、こりゃ幸せ。

写真の蜘蛛は棚と棚の間に居を構えたチビ蜘蛛。
どこからか飛び込んできた羽アリを見事仕留めた。
思わず、「美味しいかい?」と話しかけてしまう。

私は私で生きるから。
お前らはお前らで勝手に生きろよ。

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2008年8月12日 (火)

静寂

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アシナシが静かだと気味悪いですね。
先日まで餌くれダンスで昼も夜もどったんばったんだったのに、急に大人しくなりおった。
諦めたのかな?

年がら年中空腹に興奮してるようなトカゲなので。
たまに大人しいときぐらいは写真を撮りましょうかねってことで。

……気のせいかもしれないけど、最近、ちょっと美白になった?

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2008年8月 5日 (火)

夏休みの悲劇。

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外灯で出会う車が多くなってきた。
彼らの目的はクワガタ。
時期も夏休みとなれば、子どもと外灯を廻る方も多いことだろう。

夏の風物詩ともいえる昆虫採集。
生まれる命と消える命、消す命。
私が少女の頃そうだったように、今もそうであるように。
きっと子ども達はたくさんのことを夏から学んでいくのだろう。

ただ、気になるのは、車から降りない子が多いということ。
だいたい車から降りて採集するのは親だ。
他の蟲がいるから嫌?蚊に刺されるのが嫌?気持ち悪い蟲は嫌い?
車の中から親を応援する子どもに何だか悲しさを覚えてしまう。

みんなクワガタ「だけ」が欲しい。
デパートの商品棚から欲しいものだけ選び取るように。
外灯に車をぴったり横付けして、クワガタ「だけ」をさらって行く。

その後に残るのは車に無残に踏み潰されたクワガタ「ではない」もの。
私が撮影したカシワマイマイもそんな車にぺしゃんこにされてしまった。

蟲採りってそういうものだっけ?

蟲採りは大変だ。
だって、生きているものを採るんだもの。
気持ち悪いこと結構、苦労してなんぼ。
ひたすらに生きる命の、その声を聞かなければいけないのに。

感じることと、何も感じないことは大きく異なる。
買い与えられるように手に入れたクワガタを、ただ飼い殺してしまう意味とは。
ただ無機質に踏み潰された命の行方は?

お父さんとお母さんにお願いしたい。
昆虫を採取するときは、外灯に車を寄せないで。
ちゃんと離れた場所に駐車して来てください。
さらうものも、踏み潰したものも、値札のつかない命なんですよ。

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舞々蛾。

8月4日の記録。
出張の帰路、そのまま外灯へと直行。
この日はカシワマイマイ祭り。

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めちゃくちゃドクガを主張している色彩が素敵だ。
昨年はボロボロの個体しか採集できなかったのだが、今思うと時期が遅かった。
この時期に発生するのかと、今年の今更ながら納得。

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外灯の下にはゲコゲコとエゾアカガエルのお客様。
まさに喰い放題状態。
絶好の場所を見つけたとばかりに、頑として動かない。
何だか微笑ましい。

この日に出会った蛾(同定できたもの)は、
カシワマイマイ
ノンネマイマイ
オオミズアオ
セダカシャチホコ
カギシロアヤシャク
ヨツボシホソバ
ベニスズメ(今更!?)
エゾシモフリスズメ
ヨツボシノホソバ
ホシカレハ

まだまだ粘るオオミズアオとセダカシャチホコ。
頑張れ!

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移り変わる。

ここ数日、泊まりで出張でした。
季節は一秒一分移り変わっていくもの。
そこに息づく命も然り。
出張先では外灯廻れないので、出張前に一回り。
3日もサボってしまえば、夜舞台の主役は容易に入れ替わってしまうのです。

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ついに登場したのは、ヨツボシホソバ。
ご存知の方はご存知だろう、こいつらの最盛期はもの凄い。
ヨツボシホソバタワーができるほど。
小型の蛾ですが、その黄色の発色は見事。

……撮影にために懐中電灯で照らすと、激しい走光性を示すので困り者;
あんまり寄ってこられるとピント合わないから!!!

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少し出遅れたのか?今更ヒサゴスズメ。
緑の葉の上に乗ると赤茶が映えます、まるでサラダ。(笑)
ヒサゴスズメサラダ。

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何かヨシカレハが祭りを開催していました。
その隅っこで居場所なさげなノコギリカミキリ。
ヨシカレハもノコギリカミキリも見る人が見たらギョっとする蟲でしょうね。

そんな7月31日。
7月最後の記録。

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愛してやまない。

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私を蛾の世界に誘ってくれたスズメガ。
その名もエゾシモフリスズメ。
今年も彼らの季節がやってきた。

重量感のある体を大きな翅で宙へと持ち上げる。
その力強さと美しさを見せ付けられる、夏の夜。
誰もが圧倒されることだろう。

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人を魅了するその純白。
優美さにまさに釘付けられる瞬間。

美しさは命の煌きとともに。
いくら展翅板に釘付けようとも、決して留め置けないものがある。

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