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2012年4月13日 (金)

春の宴、桜の宴。

昨日はきっと春の神様の宴だったんだと思います。
ついに、私はやりました。
一夜にして、焦がれに焦がれていた蛾二種に出会ってしまったのですよ。


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その名も、イボタガとオオシモフリスズメ。
春を代表する巨大蛾です。


ちゃっかり、採ってしまってますが。
イボタガもオオシモフリスズメも外灯に飛来していました。
ばったばったと夜空に舞うイボタガ複数……飛んでるのは初めてみたので感動しました。
あれは天使か妖精か、間違いないです。

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英語では、Owl mothといいます。
イボタガ科は日本ではこのイボタガただ一種。
年一回、春だけに姿を現す美しき妖精です。


昨日はすでに写真も採集も済ませて余裕があったので。
念願叶って、ついに手乗りイボタガしちゃいました!
幸せいっぱい、夢いっぱい♪


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そして、オオシモフリスズメ。
日本で一番大きなスズメガです。
食草はサクラなどのバラ科ですが、これに焦がれて焦がれて探してたんですよ。


大して期待もせずに寄ったコンビニ。
車から降りたら……足元にいました。
一瞬、フリーズして息が詰まっちまいました。
そう、これが恋です。(爆)


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どうですか、この美しさ。
単色に見える体毛は実は複雑な色と光を放ち、ピンクがかったセピア色はまさしく桜の妖精に相応しい。
しかも、威嚇するときにギイギイと鳴く。(笑)
美しさと愛らしさを兼ね備えた、至高の存在ですよ。
(その至高の存在を毒ビンに入れたのは、私です・鬼)


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あぁ、美しきかな。
この美しさ、魅入られてしまったこの想い。
これは絶対に標本や図鑑では分からない。


こうして私は蛾を標本にするわけですが。
本当の美しさとは、絶対に残すことができないことも分かっています。
命あるからこそ美しいのです。


季節の中のほんの一瞬の煌き、出会えたその奇跡。
標本の向こう側生きたその面影を思い出し、またもう一度会いたいと、きっと焦がれ続けるのだと思います。
それは一種の呪いか魔術のようですね、一度魅入られれば、もう目が離せない。
魂を奪われ続けることすら、私には幸せです。


桜より、私に春を告げてくれるもの。
それはやはり、蛾との出会いなのでした。

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コメント

初めまして、名古屋で甲虫採集とヘビ飼育をしているもえびと申します。
カーペットパイソンを検索してこちらにたどりついていたのですが、イボタガとオオシモフリスズメがあまりに素晴らしいのであいさつコメント入れちゃいました。自分はこの時期に外灯を見ることがほぼないので、オオシモフリには会ったことがなかったですが、これからは気にしてみようと思いました。
今後もよろしくお願いします

投稿: もえび | 2012年4月29日 (日) 21:24

★もえびさま

こんばんは、はじめまして!
ブログ管理人のちあきと申します。
コメントありがとうございます!

イボタガとオオシモフリスズメに反応していただいて、とっても嬉しいです。
今年は当たり年なのか、私の蛾運がいいのか、イボタガは欠損なし個体に出会う機会が多かったです。
オオシモフリスズメも時期どんぴしゃであれば、けっこう見られる蛾なのかなぁと。
私は初オオシモフリスズメだったので、飛んでいる姿を見て非常に感動しました。

もえびさんのブログも拝見いたしました。
私も愛知です、しかもGWにもえびさんが行かれたところが現在の拠点です。
昆虫の同好会も参加したことはありませんが、名前はよく知っているので、色んな共通点にちょっとびっくりしました。(笑)

これから、もえびさんのブログも拝見させていただきますね。
のろのろ更新ですが、今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: ちあき | 2012年4月29日 (日) 22:42

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