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2012年8月 6日 (月)

タケカレハの美

遅ればせながらにも程がありますね;
今年5月に採集(誘拐)し、6月に羽化したタケカレハの記録なぞ。

カレハガ幼虫といえば、「毛むくじゃら、刺す、やたら巨大」の嫌われ要素満載の害虫として有名ですけれど。
「刺す」ってのはともかくとして、「毛むくじゃら、やたら巨大」っていうのは、まさに私のハートのど真ん中。
ものすごいトキメキポイントなわけですよ。
むしろ、この二つを抑えていれば「刺す毛虫!」ってのは、全然問題になりません。
刺されなきゃいいんだし、刺されたら自業自得ってだけ。(笑)

北海道にいたときは、道路で大量死しているヨシカレハ幼虫に「何じゃこりゃぁ!」って、なったもんですが。
何か気づいたら、「ヨシカレハ幼虫萌え~♪」ってなってました。
今思えばさすが北海道、低地も亜高山・高山の気候ですよ。
そりゃ、ヨシカレハも大量にいるわな……こっちで普通に見かけないのが寂しい。


で、ヨシカレハの次に憧れ毛虫だったタケカレハ。
ササとヨシを見たら探さないときはないぐらいだったんですが、毛虫の神様が私に微笑んでくださったのか、ある日ひょっこり採集(誘拐)の機会を得てしまったわけです。
何か歩いてたら目の前にいたんです、いや、マジで!


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120517_1


それはそれは夜にも美しい金色毛虫でございましたとも!
ヨシカレハの黒体に金粉散らしたような姿も美しいですけれど。
タケカレハもまた雅ですよねぇ……ってか、カレハガ最高!


エサもササやヨシ、ススキなんかで良いもんですから。
飼育もけっこう簡単でした。
(ササは日持ちしないので、ヨシやススキの太いの切ってきたほうが楽)


拾ったときから巨大だったのに、その後、何回か脱皮して。
ある日、蛹化の準備に入りました。(↓)

120605


こうやって糸を吐いてるのを観察するのも面白い。
大部分は姿見なくなったなーと思ったら、すでに蛹化してしまってるんですがw
葉っぱ縁り合わせて蛹化の姿が見えないのもいますしね。

120618_1

120618_2

そして、羽化です。
羽化真っ最中の場面は観察できなくて、気づいたらこうなってました。
立派な体格の女の子です。


柔らかで上品な茶の体に白銀に光るスポットが美し過ぎます。
自然界に「ただの茶色」なんてないんですよね。
茶色は決して地味な色でも、汚い色でもないんですよ。


幼虫も素敵、成虫も素敵、実は卵も素敵!
カレハガの仲間は本当に素晴らしい、カレハガに乾杯!


今年は結局、マツカレハとオビカレハには会えなかったので。
来年はもっと頑張って探したいです。
嫌いな人のもとには現れ、求める人のもとには現れないんですよねぇ。
こんなに愛してるのに!


<記録>
採集:2012年5月11日
蛹化:2012年6月5日
羽化:2012年6月18日

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コメント

ちあき様
タケカレハも毒があるので、飼育する時は刺されないように注意して飼育しましょう。イラガ科の幼虫にも毒があるのもわかります。もしイラガの幼虫に触ってしまったら軟膏を塗りましょう。ケムシ類の中では私はイラガとアオイラガとナシイラガとアカイラガ、毒のないヒメシロモンドクガが気に入っています。イラガの繭はスズメノショウペンタゴとも呼ばれており、またイラガツツセイボウという美しい寄生蜂や寄生バエのイラムシヤドリバエが知られています。

投稿: 徹 | 2012年9月 2日 (日) 22:54

★徹さま

毒があることは知っているので大丈夫ですよ。
刺されても自業自得ですし、それを覚悟で飼育に踏み切っていますので!

投稿: ちあき | 2012年9月 7日 (金) 19:05

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