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2012年10月22日 (月)

散々な結果だよ\(^o^)/

蛹化失敗やら、寄生昆虫やら。
秋に入って、引き続きやられまくっておりますですよ、はい;


10月16日に無事に蛹化を果たしたクロメンガタスズメ5号。
さきほど、蛹プラケを見たところ、蛹が真っ二つに割れてたよ。
わーお\(^o^)/



以下、これが現実。

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実は今回、蛹前の蛆の段階から発見しまして。
スズメガの蛹を食い破り、もぞもぞもぞりと這い出す姿を激写できちまいました。
これから土に潜って、彼らは蛹化します。


っていうか、蛆がビッシリ! お買い得!的なことになってますね。(爆)
蛹に蛆詰め放題っていうか、むしろ詰まり放題っていうか。
ここまで寄生が続くと、もう何も驚くことはありませぬ、うむ。


時期後半になるほど、幼虫の寄生されてる確率は上がりますね。
どうやら、寄生昆虫の世代交代がべらぼうに早いので、その場所での寄生昆虫の個体密度がどんどん高くなっていくのが一因のようです。
何かもうこの時期に幼虫をみつけても、諦め半分になってきました;
……いや、それでも誘拐しますけど。
寄生は寄生で、蛾の幼虫に深く関係しているものの一つですから。
愛するならば、骨の髄まで!!!


<飼育記録>
2012年10月9日 幼虫採集
2012年10月16日 蛹化
2012年10月22日 寄生昆虫の幼虫出現・死亡

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2012年10月16日 (火)

連敗続き。

イヌザンショウにシンジュサン幼虫がいるよ!って仲間に教えていただいて。
2頭だけ誘拐してきましたw


121016_1


全体的にパステルカラーの愛らしさと美しさを兼ね備えた素敵幼虫♪
頭と足が黄色いのもアクセントになって、とってもお洒落ですよね。
ベースカラーの薄いパステルグリーンとか、真似できない色だなぁと思います。


……で、そんなんで、きゃっきゃっしていたわけなんですが。
タイトル通り、これもまた失敗しました。
失敗したっていうか、すでに幼虫が失敗要因を孕んでいたってのが正しいですな;

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今日見たら、何か腹から生まれてた。
……もとい、腹を突き破って何かが蠢いてた;



やーらーれーたー。
またもや寄生昆虫かいな、このやろー!!!

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「もう食べられないぷー!」って声が聞こえてきそうじゃありませんか。
ふわふわの糸を出して、どうやら繭になりたい様子。
今まで、コスズメとかについてた繭も、もしかしたらこの過程を経て出てきてたのかなぁ。


今まで見た寄生の中で、一番壮絶というかダイナミックなシーンを見てしまいましたよ;
でも、ここまでくると、もはやショックではなく、ただただ感動です。
凄いなぁ、強かだなぁ、その逞しさと巧みな戦略に、ただただ拍手ですよ。

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で、しばらく放置しといたら、いつの間にか繭が完成。
何が出てくるのかなー、繭だったらハチかなー?
いつも通り、このまま経過観察して、出てくるものを見届けたいと思います。


しっかし、このところ寄生昆虫にはやられっ放しです。
時期的なものもあるんでしょうかね?
大きな幼虫がたくさん発生する時期に合わせて、寄生昆虫も活性上がりまくりとか。
効率は良いですよね、大きな幼虫なら、たくさんの寄生昆虫の幼虫を養えますから。


連敗続きは期待の成虫が見られないので、がっかりはがっかりですが。
こんな出来事も含めて、幼虫飼育は私を惹き付けてやまないのです。
幼虫を中心に巡る、命の小宇宙なのですよ。


シンジュサン幼虫は残り1頭いますが、どうなることやら……。
だいたい同じ集団ってのは、大部分が同じものに寄生されてますからねぇ;
まぁ、期待しないでこれまで通りに飼育を続けていきます。


<飼育記録>
2012年10月13日 カラスザンショウにて幼虫採集
2012年10月16日 寄生昆虫の幼虫(のちに繭)を確認、幼虫死亡

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2012年10月 4日 (木)

寄生蠅

シモフリスズメに寄生していたハエが羽化しました。
ハエだろうがハチだろうが、蛾の幼虫から出てきたならば、それは記録するに値するもの!
……ってことで、5頭を酢エチで絞めて、本日、展翅展足しました。

こんな寄生ハチが出てきたよってことで、一応ブログでもご報告を。
図鑑とネットで色々調べましたが、全般的にただでさえ種数が多い昆虫の、しかも今まで全く見てこなかったハエという分野……正直、「分からないということが分かった★」で撃沈。
写真同定は難しいことは百も承知ですが、もし詳しい方がいたら教えていただけると嬉しいです。

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以下、記録。
2012年9月7日 シモフリスズメ幼虫 採集
2012年9月11日 シモフリスズメ 蛹化
2012年9月22日 寄生バエの蛹を土中にて発見
2012年10月2日 寄生バエ 羽化

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2012年10月 3日 (水)

見事な戦略 ~またやられた!~

終齢幼虫で採集したキイロスズメ幼虫2頭。
両方とも、寄生されておりました!


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先日の寄生シモフリスズメと同じく。
ある日、蛹チェックしたら、中身スカッスカなわけですよ。
蛹の内部重量がやたら片方に偏ってるし、こりゃやられたなと;
土掘り返したら予想通り、小さな蛹がわんさかいらっしゃいました。
なんてこったい!


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寄生昆虫の蛹の拡大(↑)。
見たくねーよ!って言われそうですが、皆さん、これが現実ですw
むしろ、視点を変えて、寄生昆虫のこの見事な戦略に拍手を送ろうではありませんか。
わー、ぱちぱち!

幼い頃に幼虫育てて、精魂込めて育てた幼虫から、寄生蜂やら蠅やら出てきたら、「もう二度と育てん!」とトラウマものですよね。
その恐怖とか嫌悪とかガッカリ感とか悲しさとか、私もよく分かります。
でもこれこそ、素晴らしき戦略であり、儚くも逞しき命です。
寄生昆虫と芋虫毛虫、この営みも含めての幼虫飼育だと思うし、これもまた醍醐味だと思うのですよ。
はっとさせられる何かが、観察を通じて必ずあります。
私が幼虫にハマってしまった理由が、まさにこれらです。(笑)


ちなみに、まだ種の同定まではできてませんが、蛹は寄生蠅のものです。
実は先日、シモフリスズメに寄生していた蛹が羽化しまして・・・・・・まぁ、寝室が脱走したハエだらけになるという新たな伝説を作ってしまったわけですがwww
まぁ、見事にハエでした。
ぶんぶんぶん、ハエが飛ぶ。(爆)
5頭ほど記録用に酢エチで絞めてあります、うむ。


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今回の個体は写真記録を撮ってなかったので。
野外でみつけた褐色型のキイロスズメ幼虫をペタリしておきます。
こいつは、スズメバチの巣の近くにいたんですけど……大丈夫かいな;
寄生の心配の前に、スズメバチに肉団子にされないことを祈っておきます。

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