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2012年10月 4日 (木)

寄生蠅

シモフリスズメに寄生していたハエが羽化しました。
ハエだろうがハチだろうが、蛾の幼虫から出てきたならば、それは記録するに値するもの!
……ってことで、5頭を酢エチで絞めて、本日、展翅展足しました。

こんな寄生ハチが出てきたよってことで、一応ブログでもご報告を。
図鑑とネットで色々調べましたが、全般的にただでさえ種数が多い昆虫の、しかも今まで全く見てこなかったハエという分野……正直、「分からないということが分かった★」で撃沈。
写真同定は難しいことは百も承知ですが、もし詳しい方がいたら教えていただけると嬉しいです。

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以下、記録。
2012年9月7日 シモフリスズメ幼虫 採集
2012年9月11日 シモフリスズメ 蛹化
2012年9月22日 寄生バエの蛹を土中にて発見
2012年10月2日 寄生バエ 羽化

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コメント

寄生ハエ、わかんないですね。ちゃんと標本にするところがすばらしい。

投稿: もえび | 2012年10月 6日 (土) 10:32

★もえびさま

画像検索で、似たようなのには辿り着いたんですが……どこもかしこも「ヤドリバエの仲間」とか「ヤドリバエ科」しか書いておりませんでした;
ハエやアブは難しいので、まぁ、そんなもんでしょう(^_^;)

一応標本にはしましたが、美しい標本かは別問題です。
ハエには悪いですが、やはり蛾ほど気合が入りません。(笑)
足もげらーになったのもありました。

投稿: ちあき | 2012年10月 6日 (土) 17:37

セスジスズメ蛾を検索中にたどり着いた
通りすがりの者です。失礼します。
アオムシコマユバチの寄生は見たことはありますが、
蛾の幼虫も寄生の被害に遭うんですね。知らなかった。
ただいま衝撃を受けております。(自然界は厳しいなぁ)
でも、蛆も蟻の大群やクモに襲われ死んだりしますから、
できるなら、そのハエちゃんの向かう先は標本じゃなく
空に飛ばしてあげて欲しかったです。(ごめんなさい)

投稿: | 2013年10月 6日 (日) 19:12

ご訪問ありがとうございます。
ちあきです。

蛾や蝶の幼虫も寄生蝿や寄生蜂の宿主になります。
今までの経験上、寄生昆虫に1頭見つかると、その周辺の植物株についている幼虫はほぼ全滅のようです。
セセリの集団が全て寄生蝿にやられている場所も見たことがあります。
病気や捕食、寄生など親になり子孫を残すのは本当に難しく、同時に命の係わり合いとは何と不思議で尊いものなのか、いつも観察のたびに実感しております。

仰るとおりで、それぞれの生き物の命は尊重すべきものであるし、されるべきものだと私も思っております。
ただ、一度人間の手によって飼育された個体は自然下とは切り離された、少なくとも特別な環境に置かれた個体であり、予期せぬ感染症や寄生虫など普通ならば考えられないイレギュラーな事象を自然界にもたらす可能性があるため、飼育した個体は野外に放さないのが飼育した我々の責任であり、マナーであると考えています。
また、寄生昆虫やその宿主についてはまだまだ分からないこと、種が同定されてないものが存在するので、そういった自然史の記録データとして、飼育記録と同時に私は必ず標本を残すようにしています。
昆虫の場合は特に写真では同定できないものが多数存在しますし、標本を残しておけば、これから先、専門家に見ていただくこともできるからです。

長々とした文章、大変失礼いたしました。
ただ、来訪者様の命を大切に思うお気持ちは十分に伝わってきましたし、そのお気持ちは忘れてはいけない大切なものだと思います。
そして、その気持ちは標本を作る側であるからこそ、私も絶対に失念してはいけないものであると常に感じています。

昆虫の世界はまだまだ奥の深いものですので、今後も是非、自然観察を楽しんでみてくださいね。

投稿: ちあき | 2013年10月 6日 (日) 22:21

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