« 4月と蛾と。 | トップページ | 月刊むし5月号! »

2013年4月17日 (水)

モントガリバ羽化!

忘れた頃に羽化をする……。
先日のサカハチトガリバと同様に、これまた死んでるんじゃないかしらん?と思っていた蛹が、無事に羽化しました!

というか、もはや誰の蛹だったのやらも記憶していない始末で。
羽化して、「あぁ、そんな幼虫も飼ってたなぁ」という酷い記憶力。(笑)
いやいや、美しい蛾が出てきてビックリしました。


幼虫は持ち込みだったので、直接採集したのは私ではありませんが。
2012年10月4日にクサイチゴについていた個体です。

1304171

1304172

つんつくつん!とした頭部と胸部が特徴。
トガリバ系の幼虫って、何か可愛いよ。
にゃーにゃー!

……で、何の蛹だか忘れられたまま約半年。
2013年4月11日に羽化しました。


1304173


せっかくなので外で写真撮ってみた。
さぁ、どこにいるか分かりますか?

1304174

ここだよーん!
(遠景写真の右端、中央を探してみてね)



ピンクの斑紋が何ともポップでキュートな蛾ですね。
でも、木の肌に止まると完全に同化してしまう見事な隠蔽色です。


蛾の翅の色と模様って本当に秀逸で、明るい色と暗い色、浮き上がる色、沈む色を模様として複雑に配置することによって、凹凸感を見事に生み出しているんですよねぇ。
茶色が茶色一色ではないこと、緑が緑一色ではないこと、落ちる陰の色さえも決して黒だけではないことを命は知っていて。
世界中のどんな画家にも勝てない、巧みの技がそこには宿っているんだなぁと常々感じます。



ちなみに、こういう眼状紋(目玉模様)も凄いですよね↓。

1304175


これが目玉に似せているのだとすると、ちゃんとハイライト(明るい部分を示す白色)が入っているという。
少女漫画家が、女の子の目にハイライト入れてキラキラさせるよりも遥か昔から、生き物たちは、その技法を取り入れていたんだなぁとか。(笑)
ベルサイユの薔薇もびっくりですなw



画伯ならぬ、蛾伯と呼ばせていただきましょうか。



<飼育記録>
2012年10月4日 採集
2012年10月17日 蛹化
2013年4月11日 羽化

|

« 4月と蛾と。 | トップページ | 月刊むし5月号! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139923/57192178

この記事へのトラックバック一覧です: モントガリバ羽化!:

« 4月と蛾と。 | トップページ | 月刊むし5月号! »