衣装ケース改造

爬虫類飼育者なら、よく耳にするだろう衣装ケース。
詳しい利点や市販ケージとの比較は、他のサイトさんにお任せするとして。
我が家での改造手順について、ここでは簡単にご紹介したいと思います。


■我が家の改造衣装ケース(2010年度版)

【フタ表】
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【フタ裏】
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何ということはありません。
フタに二箇所、窓をくり抜き、網を張っただけです。(笑)

寒冷地在住のため、暖突の取り付けを前提に作っています。
通気用の小窓が少ないのも、やはり、厳冬期に備えての対策です。
温度・湿度とも上がる関東であれば、通気用小窓はもっと必要かと。


■改造準備

……といっても、大したものは必要ありません。
家にある文房具+αで作れます。

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①電動ドリル+ドリルの刃
1台あると大変便利。
我が家は木製ケージなど自作物が他にもあるので、重宝しています。
そんな高いものでもないので、買っても損はないかも。

②プラスティックカッター
プラスティックを切るカッターですが、正確には少しずつ表面を削って切ります。
普通のカッターで紙を切るように一気にびゃーっと切れるわけではないですが、
普通のカッターで切るよりは明らかに労力が少なくて済みます。

③園芸用ビニタイ
貧乏臭いですが、100均で買えるので。
フタに網を固定するのに使ってます。

④園芸用網
これまた、100均で買えます。
鉢の底に敷いたりする網です。
丈夫ではない上、溶けるので、保温器具固定には使えませんが。
ただの通気用の小窓であれば十分機能します。
(目が大きく固い網だと、ヘビが鼻面突っ込んで怪我するので;)

⑤バーベキュー用の網(写真なし)
ホームセンターで安く手に入ります。
頑丈なので、保温器具固定用に使ってます。
ヘビの場合は避けたほうがいいかも。
網の目が大きいので、鼻面突っ込んで怪我します。

⑥衣装ケース(写真なし)
当然ですが、これがないと始まりません。
色んな衣装ケースを試してきましたが、オススメは天馬の衣装ケース。
ケース内側底面にでっぱりがなく、ロックもしっかりしています。
底面も広いし、高さも高過ぎず調度いいです。
私が使用するのは、ロックス740M(44×74×23)という商品。


■作り方

本当に大したことはありません。
私は、1個だいたい2時間で作ってます。

①フタの好きなところに窓を切り抜く
油性ペンかなんかで、フタに窓を下書きし、ひたすら切り抜きます。
暖突を設置する場合は、窓も暖突が入る大きさに。

このとき、網とフタ表面に重なる部分を作ったほうがいいです。(下図)
ビニタイで固定しやすいのもそうですが、重ねないと隙間ができて、
トカゲでもヘビでも鼻面突っ込んで怪我します。

また、フタだけでなく側面にも窓を開けて網を張ってもいいですが、
トカゲの場合、よじのぼろうと指ひっかけるので、危険です。
事故はあらかじめ予測し、安全なケージを作りましょう。

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②穴を開け&網張り
ドリルがあれば、穴あけは楽勝です。
ヘビであれば、穴の数を多くし、フタと網の間をみっちり固定。
トカゲであれば、網がたるまない程度の固定で大丈夫です。
(ヘビは本当に信じられないような隙間から脱走します、ご用心!)

固定はビニタイで。
単純に穴と網の隙間を通し、手でグリグリ捻るだけです。
ビジュアルが気になる人はネジを買ってくるといいかも。


③暖突固定&コード用の穴切抜き

暖突をバーベキュー用の金網に固定します。
固定の仕方は暖突の説明書通り、普通のネジ固定でOK。

暖突のコード用の穴は、衣装ケースのフタと本体両方に開けます。(下図)
天馬のケースはロックがしっかりしているため、フタと本体がしっかり噛みます。
なので、両方開けないとコードが潰れちゃいます。
開けたい場所に油性ペンで適当にあたりをとって、あとはカッターで切り抜くだけ。
私は面倒臭いので、熱したカッターで溶かして切っちゃいます。(笑)
溶解時の蒸気はあまり吸わないほうがいいです、当然。
密室では行わないこと。

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④完成

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衣装ケージを作る際に一番注意することは、脱走されないケージにすること。
特にヘビは力も強く、信じられないような隙間も抜けるので油断禁物です。
また、飼育する生き物が怪我をしないケージにしてください。
針金やネジなどが、出っ張っていないように。


■最後に

衣装ケースの一番の利点は、扱いやすいことだと思います。
安いので気を使う必要もあまりないし、軽いので丸洗いも楽々。
重ねれば場所もとらないし、移動させるのも簡単です。
そして何よりも、引越しに悩まない。

引越し屋に嫌がられるガラスケージも、衣装ケースなら積んでもらえる。
自家用車で引っ越すときも、積み重ねて移動ができる。
そして、ガラスケージやアクリルケージと違って、ゴミ出しも簡単。(笑)

衣装ケースをやめ、レプロケージにしたときもありましたが。
結局、そんな事情もあり、衣装ケースに回帰してしまいました。

痒いところに手が届かない!とケージにお悩みの皆さま。
少しでも参考になれば幸いです。